おせち料理をネット通販を利用してお取り寄せしていただく家庭が増えてきましたね。
気になるけど普段だと手が出せない有名店の味わいを、おせち料理では意外にお手頃価格で自宅で食べられることや、自分では作れに料理も楽しめるのはいいですよね。
年末は忙しいので、できれば自分で料理するのは避けたいのが本音(笑)。
しかし、いざ購入しようと思っても、迷ってしまうのが「冷凍おせち」と「冷蔵おせち」。
何となく違いはわかるけど、どんな風に違っていて、どっちを選んだらいいのか?
正直なところどっちが美味しいの???
せっかくのハレの日のお正月だから思わぬ失敗で、お正月の楽しみが半減してしまうのは避けたいところですよね。
それぞれにメリットやデメリットがありますので、「冷凍おせち」と「冷蔵おせち」の違いをちゃんとチェックして、あなたの家庭にピッタリなおせち選びをしていきたいものですね。
今回は、冷凍おせちと冷蔵おせちのメリットやデメリットについてまとめてみました。
おせち料理を選ぶ時の参考にしてもらえると嬉しいです^^
冷凍おせちのメリットやデメリット
『冷凍おせち』は、出来上がった料理を急速冷凍した状態で宅配してもらえるものをいいます。
冷凍おせちのメリット
冷凍おせちのメリットは次の5つです。
- 保存期間が長く(1~2カ月)食べるタイミング・日時が選べる
- 薄味で味付けしやすい
- 料理の劣化を抑えられ配達時や保存時の安全性を保てる
- お重に盛り付け済みだから手軽
- 都合のいい日に受け取れる
冷凍おせちのデメリット
冷凍おせちのデメリットは次の6つです。
- 解凍に時間がかかる
- 解凍するタイミングを計算する必要がある
- 食材によって水っぽくなったり風味や食感が損なわれる
- 一度解凍したら再度保存はできない
- 料理すべて冷凍されるので色合いが悪くなることもある
- 保管場所を確保する必要がある
冷蔵おせちのメリットやデメリット
『冷蔵おせち』は、作りたてをそのままの状態で自宅まで届くものをいいます。「生おせち」とも呼ばれています。
冷蔵おせちのメリット
冷蔵おせちのメリットは次の5つです。
- 風味や食感が良い状態で食べられる
- 届いてすぐに食べられる
- 好きなように盛り付けたりアレンジしやすい
- 冷凍に向かない食材も入っていてバラエティー豊か
- 冷凍による色落ちが少ないので華やかな色合いが楽しめる
冷蔵おせちのデメリット
冷蔵おせちのデメリットは次の4つです。
- 賞味期限が短い(長くて3~4日程度)
- 保存性を高めるために濃い味付けになっているものもある
- 真空パックや個包装の場合は自分で盛り付ける必要がある
- 大量生産が出来ないため、事前予約をしないと入手できないことも
このように冷凍おせちと冷蔵おせちには、それぞれ一長一短がありますが、共通して言えることは、年末におせちが届いて保管場所に困った経験をされた方もいらっしゃるのでは?
年末年始は冷蔵庫の中がパンパンになっている家庭が多いと思いますので、おせちを購入する時には、おせちのサイズを確認して保管場所を事前に決めておいてから購入するほうがいいですね。
冷凍おせちが向いている人は?
次の5つに当てはまれば、冷凍おせちがおすすめです。
- 何よりも手軽さが一番
- おせち料理を食べる日が決まっていない
- おせち料理を食べる日が変更になる可能性が大きい
- 盛り付けが苦手、または盛り付ける時間がない
- 時間に余裕を持っておせち料理を準備したい
冷凍おせちは、お重に盛り付けた状態で急速冷凍されたものが届きますので、届いたら食べるタイミングに合わせて解凍するだけで食べることが出来ます。
盛り付けの手間がかからないのは、忙しい方にはいいですね。
また、賞味期限が1~2カ月と比較的長いので、事前に取り寄せておくこともできます。忙しい年末に受け取ることが難しい場合には便利です。
直前まで予定が分からなかったり、急な予定変更でも臨機応変に対応できるのはいいですね。
日々冷凍技術は飛躍的に進歩していて、作りたてに近い状態の味わいを楽しめるおせちが増えてきています。
解凍方法については、おせちと一緒に解凍法を添付してくれているところも多いので、それらを参考に解凍すると失敗を防げます。
冷蔵おせちが向いている人は?
次の5つに当てはまる人は、冷蔵おせちがおすすめです。
- 料理の風味や味わいは妥協したくない
- 冷凍食品に抵抗感がある
- 自分好みに盛り付けたり、少し手を加えたりしたい
- おせち料理を食べる日が決まっている
- お正月期間に少しずつおせちを食べたい
冷蔵おせちは、真空パックに個包装されて届くものが多く、届いたらお重やお皿などに盛り付けをする手間はかかりますが、自分好みに具材を飾りアレンジを楽しむことができます。
また、盛り付け済みの冷蔵おせちもありますので、盛り付けが苦手な方も冷蔵おせちを手軽に楽しめるおせちもあります。
ただ、冷蔵おせちの賞味期限は長くて3~4日程度、大晦日に届くケースがほとんど。そのため短期間で料理を食べきれるかを考慮する必要があります。
まとめ
冷凍おせちと冷蔵おせちのメリットやデメリットについて紹介しました。
ネット通販のおせちの種類が豊富で目移りしてしまいますが、決して安いものではありませんし、お正月のハレの日に食べる料理だからこそ、失敗は避けたいものですね。
そのためには、ネット通販でおせちを購入するなら…
・賞味期限にこだわりがある方
⇒『冷凍おせち』
・味や品質にこだわりがある方
⇒『冷蔵おせち』
この2点を目安に、まずは選ぶといいですね。
ネット通販のおせちは細部まで気配りをされていて美味しく食べることができ、解凍や保存方法をきっちり行えば心配する必要はありません。
今年はプロが手掛けるおせちで、お正月だからこそちょっとラクして美味しい料理を堪能してみてはいかがですか?