湯たんぽってエコなの?メリットやデメリット、夏場でも湯たんぽを活用できる裏ワザは?

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寒くなってくると温かいものが欲しくなりますね。

温まる時には暖房器具を使用したりしますが、就寝時にはエアコンや電気カーペット、こたつ、ストーブ、などを使うと、付けっぱなしで寝るのは不安になりますよね(;^_^A

そんな中、最近「湯たんぽ」が若い女性を中心に人気が出てきて雑貨屋さんや100均でも見かけるようになりました。古くさいイメージがありますが、ほんわかした温かさはクセになりますし、エコにで環境にも優しい^^

また、湯たんぽの出荷数も増加していて、震災時の暖房器具として被災地に湯たんぽを届ける活動をしていた団体や企業もありました。

経済的にも地球にも優しいエコグッズの『湯たんぽ』についてまとめてみました。

湯たんぽのメリット

湯たんぽのメリットは次の6つです。

  • 経済的
  • 火元の管理が必要なし
  • 就寝時に使える
  • 空気の乾燥を防げる
  • どこでも持ち運びができる
  • お湯を再利用できる

経済的

何と言ってもコスパが良いのがメリットですね。

湯たんぽ本体も2,000円ほどで購入できます。水を沸かす光熱費も、他の暖房器具を長時間使うよりもコストがかからずお財布に優しいです。

レンジで温めるタイプのものだと、お湯も不要だったり、湯たんぽ本体を直火にかけられるタイプもあるので、熱いお湯を扱うのに不安を感じる方でも手軽に湯たんぽを使えますね。

コスパがいいので、お試しとして取り入れるのもアリですね。

火元の管理が必要なし

お湯を沸かす時に火を使うだけなので、外出先で火元チェックしなかったと焦る心配がありません。

湯たんぽだと、放置していても冷えるだけなので安心です。

就寝時に使える

就寝時は、寒い時期でも火元の心配があることや、乾燥を防ぐためにも暖房を切って寝る家庭は多いですよね。

電気毛布などでは、寝ている時の温度調節が出来ないので寝ている途中に暑くなって布団を蹴飛ばして風邪を引くことも(笑)。

湯たんぽだと、布団の中に入れておくだけでポカポカ。じんわりとした温かい状態が続き、ゆっくり温度が下がっていくので、よく眠ることができます。

空気の乾燥を防げる

エアコンなどを付けると部屋の空気が乾燥しやすくなり、喉がカラカラ・イガイガしたり、肌の乾燥が進んで朝のメイクのノリも悪くなりますね(;^_^A

湯たんぽでは、乾燥知らずなのでいいですね。

どこでも持ち運びができる

どこでも持ち運びができるのは便利です。

就寝時のほか、部屋でも、リビングでも、車の中でも、もちろんアウトドアでも大活躍。

こたつの中に湯たんぽを入れて使っている方も。

場所を選ばずポカポカで過ごせるのは大きなメリットですね。

お湯を再利用できる

湯たんぽに入れるのは水だけなので、再利用もラクチン。

就寝時で使った後、ほのかに温かいことも多いので、洗濯の部分洗い、拭き掃除、洗顔の時にも使えますね。

湯たんぽのデメリット

湯たんぽのデメリットは次の6つです。

  • 低温やけどの心配がある
  • お湯をわかすのが面倒
  • 湯たんぽにお湯を入れる時にやけどの危険性あり
  • 温度調節ができない
  • お湯が漏れる可能性がある
  • 広範囲に温められない

低温やけどの心配がある

普通なら火傷しない温度(40度~50度程度)でも、長時間接していると火傷をおこします。

50度で3分ほど、42度で6時間ほど接触していると低温火傷になることがあるようです。

低温火傷はじわじわと肌の深い部分まで達してしまうので、痛みを感じにくく重症化しやすいので、肌に赤みやヒリヒリ感があるような場合は病院で診てもらいましょう。

湯たんぽで低温火傷を防ぐためには、湯たんぽにカバーを付けたり、タオルを巻き付けます。

また、肌にずっと触れないようにすることも大切です。

お湯をわかすのが面倒

湯たんぽを使う時には、お湯を沸かして容器に入れて使用します。このお湯を沸かすのが面倒に感じることも。

レンジで温めるだけで使える湯たんぽや、お水を入れて湯たんぽを直接直火にかけることができるタイプもあります。

湯たんぽにお湯を入れる時にやけどの危険性あり

熱いお湯を入れる時に、うっかり入れ過ぎてあふれ出したり、手元がブレて周囲に飛び散ったりすることもありますので、十分気を付ける必要があります。

しかし、ぬるいお湯を使うと温かくありませんよね(;^_^A

湯たんぽに入れる理想的なお湯の温度は、70度から80度が目安といわれています。

ちゃんと温度を測りたい場合は、クッキング用に温度計を一つあると、パン作りや油の温度、ハンバーグなどの火の通り具合もチェックできて便利なので、1つあると便利ですね。

でも、毎回温度計で測るのも面倒だ~と思う方は、見た目で判断する方法を活用しましょう。

道具を使わず70度のお湯を作る方法
  • 底から小さい泡が増えてきた頃が70度
  • 底面全体から泡が出てきて泡がすぐ弾けるようになると80度
  • 大きめの泡がボコボコ出てきたら90度

沸騰させ過ぎたら、沸騰したお湯1000ミリリットルに蛇口から汲んだ水500ミリリットルを加えると約70度になります。

温度調節ができない

電気毛布などのように温度調節ができない湯たんぽ。お湯を入れてすぐのうちは熱すぎると感じることも。

そんな時にはタオルで調整して熱さを調整する必要があります。

お湯が漏れる可能性がある

使い始めのうちは、しっかりフタを締めていても、少しづつ緩んでいったりすることも。

お湯が漏れてしまったり、火傷の危険性もありますので、湯たんぽを使っている時は、しっかりフタが閉まっているかを定期的にチェックする必要があります。

広範囲に温められない

じんわりと心地いい温かさの湯たんぽえすが、広範囲を温めることができません。

身体に触れている部分は温かいものの、他の部分は寒く感じることも。

そんな時は、脇の下や足の付け根など、太い血管が通っている部分を温めると効率がいいですが、就寝時に使う時には、低温火傷を防止するため足元から少し離して使うようにしましょう。

夏にも湯たんぽ!?温める以外の便利な使い方

湯たんぽには、レンジで温めて使用するタイプのもの、ゴム製の湯たんぽ、金属製の湯たんぽなど、様々な種類のものがあります。

ゴム製やシリコン製の湯たんぽでは、夏場は氷や水を入れれは冷房グッズや水枕としても使えます。

水を入れて冷蔵庫で冷やせば、さらに快適に。夏場のエアコンの使いすぎが気になる方はためしてみてはいかがですか?

夏場の冷え性対策としてもいいですね。みぞおちのあたりや腰まわりなど体幹部を温めることで、血液の流れが良くなりつま先や指先までぽかぽかになります。

オフィスでの冷え性対策にも活用できますね。

まとめ

いかがでしたか?

じんわり温かくエコロジーな湯たんぽ。お湯を沸かす手間や、火傷に注意する必要など手間はかかりますが、お湯を再利用できたり、夏場でも冷房グッズ、水枕、冷え性対策としても使えますので、一つあると便利ですね。