喪中はがきを受け取ったらどうする?送る時の文例集

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79-1喪中
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11月に入ると年賀状が販売され、いよいよ年末年始の足音が聞こえてくる時期ですね。

中には、喪中はがきを受け取った方もおられると思いますが、喪中はがきが届いた時、あなたはどのようにしていますか?

送っていただいた相手に対して年賀状は出さないというのが一般的ですが、返信せずそのままでもいのでしょうか?

今回は、喪中はがきの返礼のしかたについてまとめました。

喪中はがきを受け取ったらどうする?

喪中はがきを受け取った場合、対応としては次の3つがあります。

  • 喪中見舞いとして年内に届くように返事を書く
  • 寒中見舞いとして1月7日以降に返事を書く
  • なにもしない

すでにお葬式などで弔問をしている場合は、あらためて返信する必要はないでしょう。

しかし、喪中はがきを受け取ったお礼や、身内に不幸があって寂しい時こそ、友人を元気づけたいと考える方も増えてきているようです。

この場合は、年賀状にかえて、喪中見舞いや寒中見舞いとして出すといいでしょう。

喪中見舞いを書く時のポイント

  • 喪中はがきをいただいたお礼
  • ご遺族が寂しい信念を迎えることへの慰めと励ましの言葉
  • こちらも年賀状を控えることを伝える

喪中見舞いを送る時は、なるべく相手のところに年内に届くように送りましょう。

文例1)

喪中お見舞い申し上げます

この度はご丁寧な挨拶状をいただきありがとうございます

お手紙を拝見してはじめて〇〇様のご逝去を知りました

存じ上げず失礼いたしましたことをお許し下さいませ

遅ればせながら、つつしんでお悔やみ申し上げますとともに◯◯様のご冥福を心よりお祈り申し上げます

喪中でいらっしゃいますので年始の挨拶は控えさせていただきます

お気を落とされていることかと存じますが

どうぞお身体を大切に新しい年をお迎えになられますよう

皆さまのお幸せをお祈り申し上げます

寒中見舞いを書く時のポイント

  • 喪中はがきをいただいたお礼
  • ご遺族が寂しい信念を迎えることへの慰めと励ましの言葉

実際には、喪中見舞いではなく、寒中見舞いとして返信する方のほうが多いようです。

送る時には、かならず1月7日以降に送るようにします。毎年日付は少し変わりますが、1月8日から立春の2月3日前後が寒中見舞いとなります。

もし、立春を過ぎてしまった場合「余寒見舞い」として2月末までに送れば大丈夫です。

また文章には、年始の挨拶を控えさせていただいた旨を伝えるようにしましょう。

文例2)

寒中お見舞い申し上げます

ご服喪中とのお知らせを賜り、年頭のご挨拶は遠慮させていただきました

この度の〇〇様のご他界を知って驚いております

遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈り申し上げます

寒い日が続きますので、何卒お体を大切にお過ごしください

文例3)

寒中お見舞い申し上げます

ご服喪中と存知、年始のご挨拶は遠慮させていただきました

御父上(御母上や御祖父など)がご逝去され、ご心痛はいかばかりかとお察し申し上げます

みなさまの悲しみが癒えますことをお祈りいたしております

寒さが一段と厳しくなる折、何卒お体を大切にお過ごしくださいませ

年賀状を出した後に喪中はがきを受け取った場合はどうする?

年賀状を出した後に、喪中はがきが届いてしまった場合、相手に届いてしまうことは仕方がありません。

しかし、行き違いで年賀状を出してしまったことや、お悔みが遅れたことをお詫びする葉書を送ってもいいでしょう。

文例4)
服喪中とは知らず年賀状を差し上げてしまいました

存じ上げず失礼いたしましたことをお許し下さいませ

御母上を失くされ、ご落胆のほどお察しいたします

心からお悔やみ申し上げます

寒さの厳し折、お身体を大切にお過ごしくださいませ

また、年賀状を出してしまって、どうしても取り戻したい場合は、郵便局で手数料を支払えば、配達前の年賀状を差し戻してもらうことも可能ですので、一度郵便局に問い合わせてみましょう。

喪中メールを受け取った場合ってどうする?

メールやLINEで喪中メールを受け取った場合は、読んだことを知らせるためにも、余り間隔をあけずに返信したほうがいいでしょう。

たとえ返信不要と記載されていても、目上の方の場合や、言葉を送りたい場合には、シンプルな文を送信するだけでもいいですね。

文例5)
ご丁寧にメールをいただきありがとうございます
心からお悔やみ申し上げます
穏やかな新年を迎えられますことを心よりお祈り申し上げます。
くれぐれもご自愛ください。

まとめ

喪中はがきの返礼のしかたについて紹介しました。

身近な方を失くして落胆されてのお正月は淋しいものですね。喪中はがきが届いたら、相手の心境を思いやる気持ちを込めてお便りを出したいものですね。