ゴーヤの「わた」って苦いから綺麗に取り除いてから調理するものです…。
このように母から教わったので、ゴーヤを使う時は、むっちゃ綺麗にわたを取り除いてから調理していました。
実は、わたは実の部分より苦味が少なく美味しくいただけると友人から教わって、カルチャーショックを受けました(泣)。
今回は、ゴーヤの栄養や、友人から教わったものを含めて、「わた」を美味しく食べるレシピを紹介します。
ゴーヤの栄養は「わた」にあり!
料理のレシピで、ゴーヤのわたをスプーンなどでこそげ取っていることが多いので、食べないほうがいいものと思いがちです。
確かに、ゴーヤの品種や家庭菜園で収穫したものや調理法によって、苦さに差が出てきます。
特に若いゴーヤだと、わたの部分も苦味が強い場合があります。
しかし、ゴーヤのわたに含まれるビタミンCは、実の部分の約3倍もあるって聞いたら、食べないと勿体ないですね(笑)。
それにゴーヤに含まれるビタミンCは加熱に強い性質を持っているので、炒めても揚げても大丈夫なので、なおさら食べないともったいないです。
種の部分も捨てないでくださいね。
種の部分も食べることができて、共役リノール酸(CLA)という栄養素は、体脂肪の燃焼を促進する効果が期待できるとされています。
ゴーヤのわたのレシピ
ゴーヤの「わた」は、麩と同じ感覚で使うことができる優れものです。
友人に教わったレシピは、味噌汁に入れるというものでした。最初は疑っていましたが、フワッとした食感が不思議に美味しく感じられ、苦味も無くてビックリしました。
それから色々なレシピサイトを見ながら試してみると、焼いたり揚げたりすると最高の味わいでした。
卵焼きやお好み焼きに入れると、苦い味が苦手な方でも美味しく食べられます。種も一緒に入れるとカリカリ食感も楽しめますよ。
わたと種を炒めて塩で食べるとおつまみに。つくだ煮もいいですね~。
わたと種を取り除かず、そのまま輪切りにしたものを天ぷら、素揚げ、から揚げ、炒め物に。ピカタにしても美味しいです。
カレー味のフリッターは、子供たちと争奪戦になる可能性大です(笑)。
わた付きゴーヤの冷凍保存方法
わたが付いた状態で冷凍保存もできます。この場合は少し種を取り除いて下処理をします。
もちろん、取り除いた種も、そのまま炒めたり揚げたりして楽しめます。
ゴーヤの下処理
- ゴーヤ1本に対し塩と砂糖小さじ1ずつふりかける
- 軽くもんでから5分ほどおく
- 絞ってからお湯で2分ほど茹で水にさらして絞る
- 絞った後、ジップロックに入れて保存、冷凍保存もできる
まとめ
沖縄では、ゴーヤは昔からよく食べられていました。
ここ数年、夏の暑さ対策としてグリーンカーテンにする時、病気や害虫にも比較的強く育てやすいことから、家庭や学校などでゴーヤを栽培するところが増えました。
身近な野菜になってきたゴーヤは、味については好き嫌いが分かれるところです(笑)。
長寿大国の沖縄で昔から食べられているものだし、絶対に栄養満点だと思うから、美味しく食べることができたらラッキーですね。
それに「わた」の部分は、食べることができて、実よりも栄養分が多く含まれているので、せっかく食べるんだったら、ゴーヤまるごと美味しく頂けるほうが絶対にお得ですね。
今まで、わたを取り除くのが面倒に感じていましたが、すべて食べられるとわかると、急に美味しいものに見えてきませんか?(笑)。