スマホ老眼チェック!自分でできる治し方ってある?

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「最近スマホを見る時、ピントが合いにくい…。これってもしかして…?」

毎日、スマホを使わないと何かと困るのに、画面が見えにくいと、なおさらですね。

目が疲れたり、ショボショボするなど、目に何かしらの症状は、もしかしたら「スマホ老眼」かもしれません。

ここ数年、テレビやインターネットなど各メディアでも取り上げられて、聞き覚えのある方も少なくないでしょう。

20代から30代を中心に、ピントが合いにくい、手元の文字が見えにくいなど、老眼のような症状が出ていることを「スマホ老眼」といいます。

老眼って聞くと不安な気持ちになりがちですが、そんな時に役立つ治し方があります。

まずはスマホ老眼に当てはまるかチェック!

そしてスマホ老眼だったとしても、当てはまらなかったとしても、今回紹介した治し方は、目の健康を保つためにも役立つ方法なので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

スマホ老眼チェック

次の17項目で自分の症状がスマホ老眼なのかチェックしてみましょう。

<目の環境>

  • 1日2時間以上、スマホを使っている
  • スマホの画面を至近距離で見てしまう

<目の症状>

  • 目が充血する
  • 目が乾きやすく、ショボショボする
  • ドライアイである
  • 目がかすむ
  • 目の奥が痛む
  • 目の焦点が合いづらい
  • スマホなどの小さい文字が見えにくい時がある
  • スマホの小さな字を見る時、少し離すと見えやすい
  • 夕方になるとスマホの画面が見えにくくなる
  • スマホを使った後、遠くを見るとぼやける
  • スマホを片方の目で見ている時がある
  • 今まで眩しいと感じなかった光を眩しいと感じる

<体の症状>

  • 頭痛がしたり、頭が重く感じる
  • 肩コリや首コリを感じる
  • 顔を上に向けると首に痛みや違和感がある

各項目で1つ以上、合計3つ以上当てはまっていると要注意です。

スマホ老眼の原因って何?

スマホ老眼になる原因として次の5つが挙げられます。

  • 近い位置でスマホを見る
  • 小さい画面を見る
  • 目で細かい動きを追う
  • 暗い場所でスマホを使う
  • ブルーライト

スマホ老眼が疑われる原因は、医学的に「調節緊張」と呼ばれています。

長時間スマホの画面を見ることで、近くにピントが合ったままの状態から元に戻りにくくなってしまい、目のピント調節機能が弱まるからと考えられています。

また、夕方に目がショボショボしたり、目のかすみが気になったりする方は、スマホのディスプレイから出る青色の光(ブルーライト)によって、目に負担がかかっていることが原因と言われています。

ブルーライトは網膜まで到達するほど強い光で、紫外線に匹敵するほどだそうです。

普段、何気なく使っているスマホですが、思っている以上の目の影響があるんですね。

自分でできるスマホ老眼の治し方ってある?

スマホ老眼のチェックで要注意になったとしても、当てはまらなかったとしても、次に紹介する対策をすることで、目の健康維持に役立ちます。

スマホ老眼にならないための方法は次の10項目です。

  • 長時間、近い位置でスマホを見ない
  • こまめに休憩する
  • スマホ画面の明るさを調整する
  • スマホの文字の大きさを調整する
  • 目を温める
  • まばたきの回数を増やす
  • ブルーライト対策をする
  • 電車内でスマホの使用を控える
  • 暗いところでスマホを使わない
  • 寝ころびながらの使用を控える

長時間、近い位置でスマホを見ない

スマホに近づいて画面を見るのは、想像以上に目に負担をかけています。目から40㎝以上離してスマホを使うように心掛けたいですね。

こまめに休憩する

10分使ったら10秒遠くを見るようにする、1時間使ったら5分ほど休憩するなど、普段からこまめに休憩をはさむように心掛けたいですね。

スマホ画面の明るさを調整する

スマホの設定で画面の明るさを調整するのもいいですね。

設定前に背景が白いページ(Yahoo!やGoogleなど)で確認してみましょう。

白い部分が少し眩しい・ライトを浴びているように感じる時は明るすぎます。グレーやくすんだような色に見えたら暗すぎます。

スマホの文字の大きさを調整する

文字の大きさも気を付けたい点です。

小さすぎる文字を読み取る時、スマホ画面を近づけたり、目を凝らして見てしまいがちです。

少し大きめで画面から離しても、無理なく読める大きさに設定しましょう。

薄い背景の上に濃い文字が目に優しく、背景が白く黒文字が一番読みやすいと言われています。

スマホ画面の明るさや文字の大きさを変えるだけで、目の負担がグッと抑えられます。

目を温める

蒸しタオル、ホットアイマスクなどを活用して、目元を温めると血液の流れが良くなり、目の疲労が軽減します。

しかしやり過ぎると、かえって目に負担をかけてしまいますので、1日に1回程度でいいでしょう。

まばたきの回数を増やす

スマホ画面をズッと見ていると、見ることに集中してしまい、まばたきの回数が減り、通常よりも回数が4分の1に激減することもあるようです。

まばたきの回数が減ると、目の表面が涙で保護できなくなり傷がつきやすくなったり、乾きやすくなりドライアイの原因になることも。

スマホを使う時は、意識してまばたきをするようにしましょう。

ブルーライト対策

ブルーライトは、スマホを使うと必ず目に入ってしまいます。

スマホの画面に、ブルーライトをカットできる保護フイルムや眼鏡を使うようにしたいですね。

眼鏡があると、仕事や自宅などでパソコンを使う時も重宝します。一つ持っていると便利です。

最近は子供用や、おしゃれな形のものまで種類も豊富になっています。

電車内でスマホの使用を控える

思っている以上に、電車の揺れが目に負担をかけてしまいます。出来る限り電車内での使用は控えるようにするといいですね。

暗いところでスマホを使わない

眼球にある瞳孔(どうこう)と呼ばれる部分が、目に入る光を調整しています。

暗い場所では大きく開き、明るい場所では小さくなります。

そのため、暗い場所でスマホを使うと、瞳孔が大きく開いた状態で多くの光を取り込んでしまいます。

暗い場所でテレビを観ないほうが良い理論と同じで、スマホを使う時も、明るい場所で使うように心掛けたいですね。

寝ころびながらの使用を控える

ベッドやソファーに寝ころびながらスマホを使うと、目線が下から見上げる感じになります。

そのため目が乾きやすくなり、眼精疲労や視力低下の原因になる可能性があります。

まとめ

いかがでしたか?
スマホ老眼のチェック項目では、各項目で1つ以上、合計3つ以上当てはまっていると要注意です。

原因としては、小さい文字を見続けることと、ブルーライトの影響が大きいです。

生活に欠かせなくなってきているスマホだからこそ、普段からスマホを使う時間を見直したり、目を労わる対策を心掛けたりして、目を守りながら上手にスマホを活用していきたいですね。