体が硬すぎて、前屈すると必ず笑われてしまうさやかです。
体操やバレエをしている方がする開脚を見ると、スゲーって思って憧れの視線を送ってしまいます。
クラブ活動で、体が柔らかいほど怪我をしにくいから、運動する時には柔軟は念入りにしなさいって言われていませんでしたか?
しかし、体が柔らかいと、かえって怪我につながるかもしれないんです。
この記事では、柔らかすぎて筋肉を傷めてしまっているかもしれない「過剰運動症候群」についてまとめてみました。
宇多田ヒカルさんも発症!過剰運動症候群って何?
「過剰運動症候群」は、全身の関節部分の動く範囲が広すぎることから、その周辺に痛みが生じるという症状です。
近年では、その問題点が知られるようになったものの、報告例が少なく、原因がよくわからず、認知度が低いこともあって、見過ごされている可能性もあるそうです。
激しい運動をした後に、痛みが出るメースが多い症状で、なぜ、「過剰運動症候群」がピックアップされるようになったのかというと、歌手の宇多田ヒカルさんがツイートで・・・
よく筋肉痛めるなあと思って整骨院行ったら見事な過剰運動症候群だって言われた、なんで36になるまで気づかなかったんや…子供の頃からやたら体柔らかくて筋肉痛めやすい人はこれの可能性高いかも
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) May 22, 2019
小さな頃から、筋肉に痛みを感じることが多かったようで、去年の国内ツアーでは、ライブ後にマッサージ師の方から入念に施術を受けて帰宅していたそうで、この痛みは「過剰運動症候群」だったかもしれないですね・・・と関係者の証言が出ていました。
実は「過剰運動症候群」は、難治性疾患にあたり、難病情報センターのHPによると・・・
4. 症状
関節周辺の不定愁訴から発症し、全身の複数の関節過可動から関節脱臼、亜脱臼、関節の変形へと進行することがある。変形と不安定性による支持性の低下、関節痛などの症状を呈するが、症状の改善に至る経過良好の例から疼痛管理の難しい例まで、症状に幅がある。
また、この疾患は治療法も発見されていなくて、現時点では対処療法になってしまうんだとか。
思い当たる方が多いかもしれない「過剰運動症候群」。
宇多田ヒカルさんの何気ないツイートから、この症状の認知度が上がって、治療法が確立するようになるといいですね^^