針に糸を通すやつ(家庭科でよく使うアレ)の正式名称は?描かれている人物って誰?

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編み物は好きだけど、裁縫が苦手なさやかです。

先日、久しぶりにラーメンズの「イモムシ」のコントを見て大笑いをしたのですが、その中で「そういえば正式名称って知らないわ…」って思ったものがありました。

それが、「針に糸を通すやつ」
銀色でペラペラしていて、家庭科で良く使うアレ!

片桐仁さんが、ひし形部分を足で表現されていて、あると糸通しがラクだけど、存在感が無いなど散々なことを言われていました(笑)。

というわけで、この記事では、家庭科ではおなじみなのに正式名称がわからない「針に糸を通すやつ」についてまとめてみました。

「針に糸を通すやつ」の正式名称は?

なぜか、エリザベス女王のような雰囲気の顔が描かれている「針に糸を通すやつ」。

正式名称は「スレダー」と言います。

「スレイダー」や「スレッダー」とも言われることもあり、その名称の由来が「糸を通す」という意味の動詞threadに、「~をする人」という意味の接尾語erを付けたものからきています。

英語だったとは驚きですが、正式名称を知らない人が多いので、「針に糸を通すやつ」とか、「家庭科でよく使うアレ」、「家庭科で使う銀のペラペラ」って言うと理解してもらえます(笑)。

下の◇になっている細い金属部分を縫い針の穴にさして、◇部分に糸を通してスレダーを抜くと、簡単に針の穴に糸を通すことができる便利グッズです。

スレダーの使い方はこちら

だけど、ひし形部分て非常にもろくて、強く引っ張りすぎると金属部分がすぐ抜けてしまうんですよね(汗)。

手芸が好きな方では、「デスクレダー」と呼ばれる糸通し器を使っている方がいたり、針の穴部分の上部に溝があって、そこに糸をあてて、針先の方向へ糸を引っ張ると、簡単に糸が通せる針もあります。

「針に糸を通すやつ」に描かれている人物の正体は?

本体!?に描かれている人物の正体は、特定の人物ではないんです。

とうのも、このタイプの糸通しは戦前からあるもので、戦前ではドイツやイギリスから輸入していたことがわかりました。

日本製ではなく輸入品だったという事実は驚きですが、どう見てもエリザベス女王に見えるのは、イギリスのものだったのかもしれないですね。

戦後になると、国内でも製造されるようになって、絵柄については戦前に輸入されていたものを参考に人物を入れていたとのこと。

人物をまねして作られていたこともあってか、エリザベス女王のようなものや、男性っぽもの、クロバー株式会社さんの糸通しには、会社のロゴが描かれていたりします。

なので、スレダーには、かならず誰かの顔が描かれているというものでもなく、一つのデザインとしてのようです。

まとめ

針に糸を通すやつ(家庭科でよく使うアレ)の正式名称は・・・
「スレダー」。

「スレイダー」や「スレッダー」とも言われることもある。

名称の由来が「糸を通す」という意味の動詞threadに、「~をする人」という意味の接尾語erを付けたもの。

針に糸を通すやつに描かれている人物の正体は、特定の人物ではなく、男性っぽいものや会社のロゴのものもある。

これでスッキリして、またラーメンズの「イモムシ」を楽しく見ることが出来ます(笑)。