眼圧が高いと緑内障かも!?理由と対策は?

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健康
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「眼圧が高いですね…」
このように言われると、何だか急に歳をとったように感じます…(泣)。

眼圧が高いと目の病気の原因にもなりますので、不安になりますよね。

眼圧が高くなるには主に10個の要因があります。

もし、眼圧が高いまま放っておくと、緑内障になる危険性も考えられるので正しい対策をすることが必要です。

今回は、眼圧が高い理由と、その対策・対処について紹介しますので、参考にしてくださいね。

眼圧が高い理由は?

眼圧は目の中の液体が関連しています。

眼球の中には「房水(ぼうすい)」という液体が入っていて、風船の中に水が入っているようなイメージです。

房水には、主に2つのはたらきがあります。

  • 角膜など血管のない組織に栄養を与える役割をもっている
  • 眼球内で一定の圧力で循環して球形の形を維持する
  • この房水の圧力のことを「眼圧」と言います。これは血圧と同様、季節や体位などで変動し、個人差もあります。

    房水の流れが悪くなることが、眼圧が高くなる原因と考えられています。

    眼圧が高くなる主な10個の要因

  • 身体が冷えている時
  • 横向きに寝ている時
  • いびき
  • 不規則な食生活
  • アルコール・カフェインのとり過ぎ
  • 大量の水を飲んだ時
  • 近視・乱視
  • うつむきでスマホの操作
  • 運動不足
  • ストレス
  • 日常生活の中で生じる眼圧の変動は、血圧と同様、特に気にする必要はありません。

    しかし、病院の検査で眼圧が高いことが分かった場合、一番気を付けたいのが緑内障の可能性です。

    眼球内を流れる房水の分泌と排出のバランスが崩れ、眼圧が高くなり視神経を圧迫します。

    その結果、視力や視野に影響がでて、最終的に失明の可能性もあります。

    眼圧が高いと緑内障の可能性があるの?

    緑内障は眼圧が高くなることによって視神経が障害される病気です。

    ただし、眼圧が正常範囲内の人でも緑内障が起こることもあり、日本人に一番多いタイプといわれています。

    日本において視覚障害の原因の第1位が緑内障で、40歳以上の日本人の20人に1人の割合で発症するというデータもあります。

    1度失われてしまった視力や視野は薬や手術によっても回復することがないようなので、早期発見・適正な治療を受けることが大切です。

    少しでも気になることがあれば、かかりつけ医や専門医に相談するようにしましょう。

    眼圧が高い時の自覚症状はどんな感じ?

    何かしら自分の目に異常があると自覚できる症状としては、次の7つがあります。

  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気
  • 目のかすみ
  • 目の痛み
  • 充血
  • 眼精疲労
  • 急激に眼圧が高くなった時には、上記の症状が生じることがあります。

    しかし、ゆっくりと眼圧が高くなっていく場合は、その状況に慣れてしまい、はっきりとした自覚症状がありません。

    それはなぜでしょうか?

    眼圧が高いことに自覚がない理由

    視野が欠けていくスピードは非常にゆっくりです。

    10年単位でゆっくり欠損が進行していくといわれています。

    年月をかけ少しづつ見え方が変化していくので非常に厄介ですね。

    その上、人間は片方の目に異常が現れても、もう片方の目で補ってしまうため、異常に気が付きにくい場合が多いです。

    眼圧が高くなることを抑えるための2つのポイント

    眼圧が高くなることを抑えるためには、房水の目詰まりを無くすことが大切になります。

    生活習慣の見直し

    そのためには血流をよくすることがポイントになります。

    つまり、血液をサラサラにする生活習慣が大切です。

    食生活の見直しや、禁煙、ストレスをためない、適度な運動、良質な睡眠など、身体全体の健康維持を心掛けるといいでしょう。

    定期的な眼科検診を受ける

    視野が欠けていることに気が付かない場合など、はっきりした自覚症状が見られないのが現状です。

    40歳以上の日本人の20人に1人の割合で、緑内障が発症するというデータもありますので、40歳を過ぎたら眼科で定期的に検査をすることが非常に大切になります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    眼圧が高くなっている状態は、自覚症状が見られないことが多く、知らない間に症状が悪化している場合もあります。

    最悪の場合、失明する可能性もありますので、早めの対策が必要ですね。

    そのためには日々の生活習慣を整えることと、定期的に眼科検診を受けることを心掛けるようにしましょう。