カーペットやラグの掃除をしようとして、ペラっとはがしてみたら、白っぽい粉のような、砂のようなものがビッシリ散らばっていて驚いたことってありませんか?
思わず見て見ぬふりをしたくなる状況ですが、触ってみるとザラっとしていて、何だか気持ち悪いですよね(;^_^A
この記事では、カーペットやラグの下に出てくる粉の正体についてや対処法についてまとめてみました。
カーペットやラグの下の粉の正体は「劣化」!?
カーペットやラグの下に溜まった白い粉状の正体は、カーペット自体から出てきているもの。
実は、カーペットの表地と裏地をくっつけるために接着剤が使われいたり、滑り止めとして使用されているゴムの一部が劣化してしまい、粉として剥がれ落ちているんです。
そのため、一度綺麗にしても掃除をするたびに見かけるのは、そのためです。
粉は白いものや黄色、黒っぽいものなどがありますが、これは接着剤やゴムによって粉の色が変わってきます。
白い粉は人には無害
カーペットに使用している接着剤の主な成分は「炭酸カルシウム」です。
これは、ベビーパウダーや歯磨き粉などにも使われているもので、人体には無害なものになります。
しかし、白い粉をそのままにしておくと、衣類や家具に付着してしまう恐れも出てしまいます。
また、劣化した粉がカーペットから、すべてはがれ落ちるまでずっと出続けるので、何とかしたいですよね。
出来る限り白い粉を出さないための対処法は?
長期間同じカーペットを使い続けている場合や、水洗いをした後の乾燥が不十分だったりすると、接着剤やゴムの劣化が早まってしまうので、洗う時には十分注意が必要です。
水洗いをする場合、かならず洗濯タグの表示通りにすることと、しっかり乾燥させることが大切です。
面積の広いカーペットを洗い自然乾燥をする時には、1週間ほどかかる場合もあります。
劣化したものと考えて、新たに買い替える場合には、接着剤を使っていないタイプや、特殊な方法で裏地と表地をくっつけているカーペットを選ぶようにするといいですね。
しかし、白い粉問題は回避できても、掃除をしなければ、ダニやカビの原因になってしまうので、こまめな掃除は行うようにしましょう。
まとめ
カーペットやラグの下に落ちてる白い粉の正体は、カーペットの表地と裏地をくっつけるために接着剤が使われいたり、滑り止めとして使用されているゴムの一部が劣化したものでした。
この粉は、ベビーパウダーなどにも使われている炭酸カルシウムで、人には無害なものです。
劣化した粉がカーペットから、すべてはがれ落ちるまでずっと出続けます。
カーペットやラグを洗う場合は、かならず洗濯タグの表示通りにすることと、しっかり乾燥させることが大切です。
新たに買い替える場合は、接着剤不使用のものや、特殊な方法で裏地と表地を接着しているカーペットを選ぶといいですね。
白い粉は人には無害ですが、日々のお手入れに気を付けて、買い替えを検討するのもいいですね。