知らない間にポケットに入っていたお札を洗濯機で洗ってしまう経験をされた方って少なくないハズ・・・(´;ω;`)ウゥゥ
「やっちまったな~~!」
クールポコさんのギャグが、ついつい口から出てしまうシチュエーション(笑)
とりあえず乾かしても、何となく違和感が残りますよね。
今回は、お札を洗濯してしまったお札についてまとめてみました。
お札を洗濯してしまったら、まず対処することは?
誤ってお札を洗濯してしまった場合、まず対処しないといけないのが、お札を乾燥させることです。
クシャクシャになっている状態から、できる限り丁寧に広げまっすぐにして平な場所に広げ、自然乾燥やドライヤー、アイロンで乾かします。
低温でアイロンをかけるとキレイにシワが伸びます。
アイロンを使う方法は、ご祝儀などで新札が必要なのに手元にない場合などの時にも使える裏ワザです。
こちらの動画で紹介されていますので参考にしてみて下さいね。
しかし水に強い日本の紙幣でも洗濯などで濡れてしまうと、破れることは非常に少ないものの縮んでしまうんですよね(;^_^A
元に戻そうとしても一度お札を濡らして、上記の動画のようにアイロンをかけて伸ばそうと思ってもシワは伸びるものの元のサイズには復元出来ず…(´;ω;`)ウゥゥ
このような経験をした方も少なくないハズ。
では、洗濯で縮んでしまったお札を元に戻す方法ってあるのでしょうか?
お札を洗濯して縮むとどうする?そのまま使えるの?
日本のお札が水に濡れても破れにくいけど、縮んでしまい乾燥させても元には戻りません。
パッと見ただけでは分からない場合もありますが、元のお札を比べるとはっきりと違いがわかります。
この縮んでしまったお札は、そのまま使うことはできるのかって気になりますね。
法律的には、縮んでしまったお札を使用することについての罰則は無いので、コンビニやスーパーでの支払いに使うことは可能でしょう。
ただ、自動販売機や券売機などでは、サイズが異なるので使えない可能性が高いです。
でも、コンビニやスーパーで使えたとしても、サイズが変わってしまったお札を使うことに抵抗を感じる方もいるのでは?
実は、縮んでしまったお札を新しいお札に交換してもらうことができるんです。
方法は、銀行やゆうちょ銀行の窓口に持っていくだけ。
銀行側としても、破れたり縮んでしまったお札の使用を控えて、新しいお札に交換することを推奨しているほどです。
日本銀行の規定によると、破損したお札の引き換えする基準があり、その基準に達していたら交換してもらえます。
引き換え対象や、引き換え基準についての詳細は、日本銀行本店のホームページに掲載されていますので、参考にしてみて下さい。
お札を洗濯!濡れても破れにくいのはなぜ?
日本のお札は洗濯しても、破ろうとしない限りビリビリに破れることは少ないと思いませんか?
日本のお札に使われている紙は、和紙の中でも特別なもので、三椏(みつまた)やマニラ麻などの植物繊維を特殊加工したものが使われています。
三椏(みつまた)は、明治になってお札の原料として使用されるようになり、柔軟で光沢がある繊維で、高級和紙の原料にも使われています。
マニラ麻は、フィリピン原産のバショウ科の多年草で、バナナにソックリな姿をしています。
軽くて水に浮くのが特徴で、太陽光や風雨に対しても耐久性があるので、船舶などのロープや高級な紙幣や封筒、織物などに使われます。
これらの原料は丈夫で水にも強いということが特徴なので、うっかりお札を濡らしたり洗濯しても、簡単に破れることはありません。
紙なのに水に濡れても破れない日本の造幣技術はスゴいですね^^
まとめ
洗濯してしまったお札についてまとめてみました。
洗濯してしまうなど、一度お札が濡れてしまった場合は縮んでしまいます。
まずは乾燥させてから、コンビニやスーパーでは使える可能性が高いものの、自動販売機や券売機などでは使用できない可能性大です。
銀行やゆうちょ銀行へ持っていくと縮んだお札を交換してもらえます。
交換してもらえることを知っておけば、落ち着いて対応できますね。